top of page

ピラティスと呼吸

  • 執筆者の写真: ATSUKO
    ATSUKO
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

ピラティスのあと、呼吸がしやすくなったと感じる方はとても多いです。

"胸郭や脊柱を動かす"エクササイズを行ったり、"呼吸と共に伸びやかに"全身をたくさん動かしたり、"爽快感が得られ心理的ストレスが減少"したり、"より良い姿勢へと改善"されたり、そういったことが理由にあげられます。"呼吸をつくっている状況"が、より良く変わった結果、呼吸がしやすくなったということです。


私たちが提供するピラティスは、呼吸運動から始まります。まずは今、どんな呼吸をしているのか意識を向けることで、心理状態や身体への気付きがクリアになっていき、集中力も高まります。インストラクターは、お一人お一人異なる今日の状態を確認し、個別に調整するための手がかりを見つけるために呼吸運動を観察します。実はセッションの始めの呼吸は、ご本人にとってもインストラクターにとっても、セッションの導入としてとても重要な時間です。


そして、"呼吸をつくっている状況をよくすること"を個別に調整することは、実は"動きやすくすること"にもつながります。お一人お一人に対して個別にピラティスのエクサイズの中で調整し、呼吸と動きを調和させ、日常へも繋げていくことをイメージしながらお教えしています。新しい呼吸法を学ぶのではありません。本来備わっている最も効率的で適切な呼吸と動きの再学習です。再学習を繰り返す中で、最も効率的で適切な呼吸と動きを身体が思い出した時、身体が喜んでいるような心地よさと、身体を動かしたくなるような前向きなマインドにもなります。


昨今、スマホやパソコンに集中する時間が増え、無意識に呼吸を止めてしまう、いわゆるスクリーン無呼吸症候群といった状況を経験している方も少なくないように感じます。お仕事などで、スクリーンに集中せざるを得ない状況の方は、個別にお教えしている呼吸の状況をよくするためにできることを、こまめに実践することで疲れ過ぎずにいい状態で仕事ができるようになったとご報告くださいました。

小さな子どもでも使いこなせてしまう文明の利器は、ついつい長時間連続で使用してしまい、気づかないうちに姿勢を変え、呼吸を変え、身体活動レベルを低下させ、疲れやすい、動きにくい身体となり、長い年月を積み重ね身体の不調にもつながっていくかもしれません。この悪循環を断ち切るための"呼吸と運動(身体の使い方の再学習)の時間"を積極的につくることが、生涯を健康的でいつまでも歩き続けられる身体と、より豊かなこころを育むためにも大切なことであると、わたしたちは考え日々努めています。


"呼吸"は生存に不可欠な生命活動であることは周知の事実ですが、"自己への気づき"を与え、"集中力を高め"、"身体を安定させてくれる"という点においてもとても重要であるということ、"正しい呼吸には身体との調和が必要である"ということをぜひ覚えておいてください。一つ一つの呼吸を大事にできる運動を、ぜひ。

 
 
bottom of page